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論文集・要旨集をWeb化するメリット|学会・大学の印刷コスト削減

論文集・要旨集をWeb化するメリット|学会・大学の印刷コスト削減

学会事務局や大学研究室向けに、論文集や要旨集(プロシーディングス)をWeb化するメリットを紹介。高騰する印刷費・郵送費の削減、全文検索による利便性向上、J-STAGE以外の自前公開手法について。

著者 QuickBook運営局公開日: 2026/1/1

論文集・要旨集をWeb化するメリット|学会・大学の印刷コスト削減

学術大会や研究発表会において、参加者に配布する「論文集」や「要旨集(抄録集)」。
かつては分厚い冊子を印刷して郵送するのが当たり前でしたが、昨今の用紙代・輸送料の高騰により、多くの学会が「完全Web化」へとシフトしています。

J-STAGEなどの大規模プラットフォームへの掲載とは別に、大会期間中だけ手軽に閲覧できる「デジタルプログラム・要旨集」の需要が高まっています。

論文集アナログ運用の限界

1. 限界を迎えるコスト

数百ページに及ぶ論文集を数千部印刷し、それを全国の会員に郵送するコストは莫大です。学会の会費収入が伸び悩む中、この固定費は経営を圧迫する最大の要因となっています。

2. 直前の訂正ができない

印刷物は入稿締め切りが早く、直前のプログラム変更や発表取り消し、誤字の修正に対応できません。結果として、当日に「訂正紙」を配布する手間が発生します。

3. 検索性が低い

「あの先生の発表はどこだっけ?」「特定のキーワードを含む研究を探したい」という時、紙の冊子では目次から探し出すのに多大な時間がかかります。

論文集をWeb化(デジタルブック化)するメリット

① 印刷・郵送費をほぼゼロに

Web公開なら、印刷代も送料もかかりません。浮いた予算を、若手研究者の支援や大会運営の充実に回すことができます。「記念として紙で欲しい」という要望には、オンデマンド印刷での販売で対応可能です。

② 全文検索で研究に素早くアクセス

デジタルブックなら、検索窓にキーワードや著者名を入力するだけで、該当ページを瞬時にリストアップできます。過去の論文集も含めてアーカイブ化すれば、知のデータベースとして会員の利便性が飛躍的に向上します。

③ 目次(しおり)機能で快適なナビゲーション

プログラム編成に沿った目次リンクを設定できます。「セッション一覧」「著者索引」などからワンクリックで本文へジャンプできるため、数百ページのPDFをスクロールし続けるストレスから解放されます。

④ 動画や追加資料のリンク

紙面には載せきれない実験の様子(動画)や、詳細なデータセットへのリンクを埋め込むことができます。ポスター発表の縮小版画像をポップアップ表示させるなど、Webならではのリッチな表現が可能です。

⑤ 期間限定公開(会期中のみ)

パスワードを設定し、「大会参加費を払った人だけが会期中のみ閲覧できる」といったアクセス制御が容易です。会期終了後は一般公開に切り替えるなど、柔軟な運用が可能です。

よくある質問(FAQ)

Q1. スマホで読むには文字が小さすぎませんか?

デジタルブックはピンチアウトで拡大しても鮮明に表示されます。また、タブレット端末との相性が非常に良いため、会場ではタブレットで閲覧する参加者が増えています。

Q2. 自分で作るのは難しそうです。

専門的なHTMLの知識は不要です。WordやLaTeXで作成したPDFファイルがあれば、専用ツールにドラッグ&ドロップするだけで、めくれるWeb冊子が完成します。

Q3. 引用リンクは貼れますか?

はい。参考文献リストにDOIリンクや外部サイトへのリンクを設定できるため、Web上の学術ネットワークとシームレスに接続できます。

まとめ

論文集のWeb化は、単なる経費削減策ではありません。検索性の向上やマルチメディア対応により、学術知見の共有・流通を加速させるための進化です。

QuickBook は、PDFから簡単に高機能なデジタル論文集を作成できるツールです。パスワード保護、全文検索、そしてリンク埋め込み機能を備え、多くの学会・研究機関様のDXを支援しています。

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