
【飲食・サロン】タブレットをデジタルメニューにする方法|PDFを画像にして入稿
飲食店やサロンがタブレットでデジタルメニューを表示する方法を解説。QuickBookはPDFを直接入稿せず、page1.jpg形式のJPGへ変換して弊社へ制作を依頼します。
「季節限定メニューが変わるたびに差し替え作業が発生する」
「紙のメニューブックが汚れてきて、清潔感が維持できない」
飲食店や美容室などで、iPadなどのタブレットを「デジタルメニューブック」として活用したいと考えるオーナーが増えている。
しかし、専用の注文システム(セルフオーダーシステム)は、必要な機能や端末数によって初期費用・月額費用が変わる。注文や決済まで必要か、メニュー表示だけでよいかを分けて検討したい。
メニュー表示だけが目的なら、既存デザインをページ画像へ書き出し、デジタルブックとして制作・公開する方法も候補になる。QuickBookはPDFの直接入稿や即時自動変換には対応していない。
必要な費用と運用条件を確認しながら、簡易デジタルメニューを作る手順を解説する。
目次
高額なオーダーシステムは本当に必要?
「タブレットで注文まで完結させたい」なら、POSレジ連動のシステムが必要だ。
しかし、以下の目的だけであれば、注文システムではなく閲覧用デジタルメニューも比較候補になる。
- キレイな写真で商品を見せたい
- メニューの差し替えを楽にしたい
- 紙の接触を減らして衛生的にしたい
注文はお客様がスタッフを呼ぶ(または呼び出しベルを押す)運用なら、閲覧用のデジタルブックで要件を満たせるか、実店舗で試して判断したい。
ページ画像×QuickBookで作る「簡易デジタルメニュー」
QuickBookでは、次の流れで制作・公開する。
- 今のメニュー表がPDF・PNG・JPEG等なら、入稿用画像変換ツールで各ページをJPGへ変換し、
page1.jpg形式の連番にする。 - JPGページ画像をQuickBookへ入稿し、弊社へデジタルブックの制作を依頼する。
- お客様サーバー公開またはQuickBookサーバー公開の条件を確認し、制作後のURLをタブレットで開く。
- ※「ホーム画面に追加」してアプリアイコンのようにしておくと便利だ。
- テーブルにタブレットを置く。
専用アプリを開発せず、ブラウザでページめくり形式のメニューを表示できる。お客様サーバー公開ではサーバー契約・設置・保守が必要で、QuickBookサーバー公開は月額5,000円〜となるため、制作費と運用費を合わせて確認したい。
デジタルメニューの3つのメリット(衛生・単価・更新)
1. 清掃しやすく、写真を見せやすい
紙は油汚れや手垢がつくため、タブレットを使う場合は端末に適した方法で定期的に清掃する。画面上の写真は、端末の明るさや色味を実機で確認し、料理が自然に見えるよう調整したい。
2. 関連メニューを見つけやすくする
「トッピング」や「セットドリンク」をページ構成や画像内のデザインで見つけやすくできる。売上への効果は店舗、構成、価格、接客によって異なるため、導入前後の注文データで検証したい。ポップアップなどの個別機能が必要な場合は、対応可否と費用を確認する。
3. 更新方法と費用を事前に決める
「今日のおすすめ」や「品切れ情報」の更新頻度が高い場合は、QuickBookが用途に合うかを確認する。お客様サーバー公開には利用者向け管理画面やリアルタイム更新機能がなく、画像の差し替え手順、サーバーへの再配置、利用許諾、作業担当、追加費用を事前に決める必要がある。ランチとディナーを別冊・別URLにする場合も、冊数ごとの料金と運用方法を確認したい。
具体的な導入ステップ
STEP 1:安価なタブレットを用意
利用するブラウザ、画面サイズ、通信環境を満たすタブレットを選ぶ。価格だけで決めず、候補端末で表示速度、文字サイズ、タッチ操作を確認したい。端末やブラウザが古い場合の動作は保証せず、無料体験で実機確認する。無料体験の画像はブラウザ内だけで処理され、送信・保存されない。
STEP 2:メニューをデジタル化
デザインデータをpage1.jpg形式のJPGで書き出し、QuickBookへ入稿して弊社へ制作を依頼する。PDF・PNG・JPEG等は直接入稿せず、入稿用画像変換ツールでJPGへ変換する。
QuickBookの動画埋め込みは標準機能ではない。ステーキを焼く映像などを使いたい場合は、店舗サイトや外部動画ページへの導線、個別カスタマイズの可否、動画対応サービスとの比較を行う。
STEP 3:スタンドに設置
盗難防止のセキュリティワイヤー付きスタンドなどを利用してテーブルに設置する。
まとめ
デジタルメニュー=高額システム、ではない。
「見るのはデジタル、注文はスタッフへ」というハイブリッド運用は、専用注文システム以外の選択肢になる。制作、タブレット、サーバー、更新、保守の費用と、店舗で必要な機能を合わせて比較したい。
- コスト:タブレット代に加え、QuickBookは1冊10,000円〜。サーバー・更新・追加冊子の費用は別途確認
- 表現:写真やページ構成を見直し、注文データで効果を確認
- 運用:管理画面や即時更新は標準外。更新手順・担当・費用を確認
まずはランチメニューやドリンクメニューなど、一部から試してみてほしい。