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デジタルカタログ制作の見積もり依頼書と費用内訳12項目

デジタルカタログ制作の見積もり依頼書と費用内訳12項目

デジタルカタログ制作の見積もりを同じ条件で比べるための依頼書テンプレートです。基本制作、ページ、リンク、画像化、修正、サーバー、設置、保守など12の費用内訳と、追加費用を防ぐ確認点、QuickBookへ相談する際の準備項目を解説。依頼文はコピーして使えます。

著者 QuickBook公開日: 2026/8/2

デジタルカタログ制作の見積もり依頼書と費用内訳12項目

デジタルカタログ制作の見積もりは、ページ数だけでなく、元データ、必要な機能、公開先、納品物、修正回数まで同じ条件で依頼するのがポイントです。条件が違うまま金額だけを並べても、「基本料金に何が含まれるか」が各社で異なるため、正しく比較できません。

まずは用途、ページ数、手元のデータ、公開方法、希望日を1枚にまとめます。そのうえで、基本制作、ページ制作、リンク設定、デザイン、修正、サーバーなど12項目に分けて回答を依頼してください。未定の項目は空欄にせず、「提案希望」と書けば見積もりの前提が明確になります。

そのままコピーして送れる依頼文と比較表を用意しました。公開されているサービス料金そのものを比べたい方は、デジタルブックの料金比較をご覧ください。「自社の条件なら何を見積もってもらうか」に絞って整理しています。

この記事でわかること

  • 見積もり前に決めておく項目
  • 制作費を分けて確認する12の内訳
  • 複数社の見積もりを同条件で比べ、追加費用を防ぐ確認点
  • コピーして使える見積もり依頼文

見積もり前にそろえる5項目

細かな仕様を決め切る必要はありません。次の5項目を分かる範囲で書き、未定の部分は提案を依頼します。

1. 目的と想定する読者

「デジタル化したい」だけでなく、商品ページへの移動、問い合わせ、社内閲覧など、公開後に読者へしてほしい行動を伝えます。目的により、必要なリンクや公開制限が変わります。

2. ページ数と元データ

表紙と裏表紙を含む総ページ数と、PDF、PNG、JPG、Illustratorなど手元の形式を伝えます。紙しかない場合やデザインから必要な場合も明記し、スキャン、画像化、補正を見積もりへ含めるか確認します。

3. 必要なリンクと機能

目次、外部リンク、問い合わせボタンなどをページ番号と一緒に一覧にします。「商品ページへのリンクを20か所」のように数量まで明記してください。方法が分からなければ、目的を書いて提案を求めます。

4. 公開方法と納品物

制作会社のサーバーか自社サーバーかを決めます。自社で公開するならHTML一式などの納品データが必要です。URLだけを受け取る契約では、利用終了後の閲覧とデータ移設の可否も確認します。

5. 希望日と確認体制

初稿確認日、社内承認日、公開希望日を分けます。確認担当が複数なら意見をまとめる担当を決め、社内確認の期間も工程に含めます。

公開・納品方法は、制作範囲と継続費用を左右する見積もり条件です。依頼書には元データ、制作目的、配布方法、希望する公開先を記載し、ファイル納品と制作会社サーバーでの公開のどちらを希望するかを明確にします。未定の場合は、両方の条件を分けて提示してもらいます。

デジタルカタログ制作の費用内訳12項目

相場を一つの金額で決めつけることはできません。ページ数が同じでも、素材が完成している案件と、デザインから作る案件では作業が異なるためです。次の12項目について、費用の有無、数量、単価、標準料金に含む範囲を回答してもらいます。

1. 要件整理・基本制作費

ヒアリング、仕様整理、データ確認、ビューアの基本設定などです。「基本制作一式」に含む作業と追加になる作業を確認します。

2. ページ制作・変換費

支給データを各ページへ変換する費用です。総ページ数、単価、最低料金と、表紙・裏表紙・見開きの数え方をそろえます。

3. 原稿整理・DTP制作費

文章や写真から誌面を組む費用です。レイアウト、校正、入稿データ作成まで頼む場合は、変換とは別工程として確認します。

4. 画像書き出し・補正費

PDFからの画像書き出し、スキャン、トリミング、色補正などです。元データを見せ、自社で準備する範囲を決めます。

5. デザイン・外観調整費

誌面や閲覧画面の色、ロゴ、ボタンを整える費用です。テンプレートかオリジナルかを決め、参考例を添えます。

6. リンク・目次設定費

外部サイト、問い合わせ先、ページ内目次へのリンク設定費です。数量、単価、リンク先一覧と動作確認の担当を決めます。

7. 追加機能・カスタマイズ費

標準仕様にない表示や動作の費用です。「誰が、どの端末で、何をするか」を伝え、実装後の更新費も確認します。

8. 校正・修正費

初稿後の修正回数、1回の定義、無料範囲を確認します。制作側の訂正と、依頼側の原稿・仕様変更を分けます。

9. 納品データ作成費

HTML、画像、設定ファイルなどの納品費です。バックアップや別サーバーへの移設に使えるデータか確認します。

10. サーバー・配信費

制作会社のサーバーを使う初期・継続費です。容量、冊数、最低期間、解約後の停止日とデータ受取条件を確認します。

11. サーバー設置・公開作業費

自社サーバーへのアップロード、URL設定、公開確認の費用です。既存サイトのリンク、SSL、アクセス制限を含むか分けます。

12. 保守・更新・再納品費

納品後の不具合対応、ページ差し替え、リンク修正、再納品などです。保守の必須・任意、期間、更新単価を確認します。

費用の考え方を先に確認したい場合は、QuickBookの料金ページをご覧ください。自社の原稿と公開方法に合わせた金額は、内訳をそろえたうえで個別に見積もります。

同じ条件で比較する見積もり表

見積書が届いたら、各社の表記を次の表へ写します。金額が空欄の項目は「無料」と判断せず、「含む・対象外・要相談」のどれかを確認してください。

比較項目 依頼条件 A社 B社 C社
基本制作 ヒアリング・基本設定を含む
ページ制作 全40ページ
原稿・画像 JPG支給、補正なし
リンク 外部リンク20か所
デザイン ロゴ・指定色を反映
修正 初稿後2回
納品 HTML一式
公開 自社サーバーへ設置
保守 必須か任意か
初期費用合計 税区分も統一
1年間の継続費 月額・年額を合算
追加時の単価 ページ・リンク・修正
納期 初稿日・納品日・公開日

買い切りと月額を比べる場合は、初期費用だけでなく、予定する利用期間の総額を出します。データを受け取れる契約と、サーバー利用中だけ閲覧できる契約は、同じ「1冊の制作費」ではありません。納品物と公開期間を横に置いて判断します。

コピーして使える見積もり依頼文テンプレート

角括弧の部分を置き換えて使用してください。未定の項目には「提案希望」と入力します。同じ文面を複数社へ送り、回答形式もそろえると比較しやすくなります。

件名:デジタルカタログ制作の見積もり依頼([会社名・案件名])

[用途]に使用するデジタルカタログの制作を検討しています。
以下の条件で、費用内訳と納期をご提示ください。

■目的・読者
目的:[商品ページへの誘導/問い合わせ/社内閲覧など]
想定読者:[取引先/一般顧客/社員など]

■元データ
ページ数:[表紙・裏表紙を含む全○ページ]
形式:[PDF/PNG/JPG/デザインデータ/紙のみ]
原稿の状態:[完成済み/デザインが必要/提案希望]

■希望する仕様
閲覧端末:[PC/スマートフォン/タブレット]
リンク:[外部リンク○か所、目次○か所]
その他:[必要な動作、公開制限など。なければ「なし」]

■公開・納品
公開方法:[自社サーバー/制作会社のサーバー/提案希望]
希望する納品物:[HTML一式/公開URL/提案希望]
公開予定期間:[○年間/期限なし]
設置作業:[依頼する/自社で行う/提案希望]

■日程・確認
初稿希望日:[YYYY年MM月DD日]
公開希望日:[YYYY年MM月DD日]
希望する修正回数:[○回]

■見積書に記載してほしい内容
・基本制作、ページ、画像化、デザイン、リンク、修正の各費用
・納品、サーバー、設置、保守の各費用
・標準料金に含む範囲と対象外の作業
・追加ページ、リンク、修正が生じた場合の単価
・初稿、納品、公開までの予定日
・消費税、支払条件、見積有効期限

参考用の元データを[添付/共有URL]で送付します。
不足する情報があればご連絡ください。

元データを外部共有できない場合は、機密情報を除いた数ページや、ページ数・形式が分かる画面を用意します。秘密保持の手続きが必要なら、ファイル送付前に相談してください。

見積書を受け取ったら確認する7点

  1. 「制作一式」の内訳:基本制作と数量で変わる作業を分け、追加単価を確認します。
  2. 対象外の作業:原稿、画像補正、サーバー、設置など、依頼側が行う作業も明記します。
  3. 修正条件:文字修正、画像差し替え、ページ追加、機能変更を分け、無料回数を確認します。
  4. 納品物と利用条件:受け取るファイル、公開期間、データの所有・移設、終了時の扱いを確認します。
  5. 動作確認の範囲:対象端末、ブラウザ、リンク、スマートフォン表示を誰が確認するか決めます。
  6. 日程の起点:「データ受領後○営業日」なら、受領完了の条件と確認待ちの扱いを聞きます。
  7. 税・支払・有効期限:税込・税別、着手金、支払日、見積有効期限をそろえます。

追加費用を防ぐ6つの方法

  1. ページ数を確定してから依頼する:差し込み予定のページも最初から数えます。
  2. リンク先を一覧にする:ページ番号、表示する文言、URLを1つの表にまとめます。
  3. 修正意見を社内でまとめる:担当者ごとの連絡を一本化し、1回分として送ります。
  4. 公開方法を先に決める:納品後に自社サーバー設置へ変更すると、再納品や設置費が生じる可能性があります。
  5. 元データのサンプルを見せる:形式名だけでなく実ファイルを数ページ確認してもらいます。
  6. 変更時の単価を見積書へ入れる:ページ、リンク、修正、再納品の追加条件を発注前に決めます。

制作の全工程と担当の分け方は、デジタルカタログ制作の流れで確認できます。依頼先の比較軸から整理したい場合は、デジタルカタログ制作会社の選び方も参考にしてください。

QuickBookへ見積もりを依頼する場合

QuickBookは、PNG、JPG、JPEGのページ画像から、ページめくり形式のHTMLビューアを制作します。PDFは直接入力できません。 PDFしかない場合は、各ページをPNG、JPG、JPEGのいずれかへ書き出して準備します。

料金の出発点は次のとおりです。実際の見積もりは、公開方法、カスタマイズ、設置作業などで変わります。

項目 料金
お客様サーバー・買い切り 1冊¥10,000〜
弊社サーバーで公開 月額¥5,000〜
カスタマイズ ¥50,000〜
サーバー設置代行 ¥15,000〜

相談時は、①ページ数、②手元のファイル形式、③お客様サーバーか弊社サーバーか、④希望公開日、⑤変更したい表示や動作、の5点を添えてください。買い切りを希望していてもサーバー設置が分からない場合は、制作と設置を分けて見積もれます。

まず仕上がりを確かめたい方は、手元のページ画像を使ってブラウザで無料体験できます。画像は送信・保存されません。制作条件が固まっている方は、お問い合わせフォームから見積もりをご相談ください。

よくある質問

見積もりには何が必要ですか?

用途、総ページ数、元データの形式、公開方法、希望公開日の5点があれば相談を始められます。機能やサーバーが未定なら「提案希望」と明記し、提案分の費用を分けてもらいます。ページ数が未確定なら、想定ページ数での概算と、追加1ページあたりの単価を分けて依頼します。

PDFだけでも見積もりを依頼できますか?

PDF入稿への対応はサービスごとに異なります。QuickBookはPDFを直接入力できないため、各ページをPNG、JPG、JPEGのいずれかへ書き出した状態で入稿します。PDFしかない場合は、入稿前に自社または画像化に対応する事業者で変換してください。

相見積もりは何社へ依頼すればよいですか?

数よりも、同じ条件で回答を得ることが大切です。複数社へ依頼する場合は、依頼文、元データ、希望納品物を統一し、選定日も伝えます。金額だけでなく、対象外作業と追加単価を比較してください。

見積もりと無料体験はどちらが先ですか?

元データでの操作感に不安があるなら、QuickBookの無料体験でページめくりとスマートフォン表示を先に確認します。無料体験は有料制作物の完成見本ではないため、デザインや個別機能は見積もり時に要件として伝えてください。

買い切りなら追加費用はかかりませんか?

制作データが買い切りでも、サーバー契約、設置、後日のページ差し替えやカスタマイズが別料金になる場合があります。制作費、公開に必要な費用、納品後の更新費を分けて確認してください。

まとめ

デジタルカタログ制作の見積もりは、金額を聞く前に条件をそろえることが重要です。用途、元データ、機能、公開方法、日程を伝え、費用を12項目に分けて回答してもらいます。「制作一式」の内訳、対象外作業、追加単価、納品物、修正回数まで確認すれば、発注後の想定外を減らせます。

QuickBookへの見積もりでは、ページ数、PNG・JPG・JPEGのいずれかの画像形式、公開先、希望日をお知らせください。PDFは直接入力できないため、各ページを対応画像へ書き出します。料金体系を確認する方は料金ページ、表示を試す方は無料体験、具体的な見積もりはお問い合わせへ進めます。

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