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デジタルカタログ制作会社の選び方7項目と依頼先比較

デジタルカタログ制作会社の選び方7項目と依頼先比較

デジタルカタログ制作会社を選ぶ7項目を、制作範囲、入稿形式、納品データ、公開方法、操作性、更新体制、実績の順に解説。制作代行・クラウド・買い切り・内製の違いと、目的に合う依頼先を見分ける方法を整理します。初めて外注する担当者が、納品後の運用まで比較できるチェックポイントです。

著者 QuickBook公開日: 2026/8/2

デジタルカタログ制作会社の選び方7項目と依頼先比較

デジタルカタログ制作会社は、必要な作業を任せられ、希望する形で納品してくれる会社を選びます。同じ「制作代行」でも、完成データを変換する会社、誌面デザインから作る会社、クラウド上で公開・運用する会社では、依頼できる範囲が異なるためです。

選定では、制作範囲、入稿形式、納品データ、公開方法、スマホでの操作性、更新体制、実績の7項目を確認します。依頼先を先に決めるのではなく、デザイン制作、変換、公開、更新のうち、どこからどこまで外注するかを整理することが出発点です。

「誰が制作するか」と「どう納品・運用するか」を分けると、自社に合う依頼先を絞りやすくなります。

この記事でわかること

  • デジタルカタログ制作会社を比べる7つの項目
  • 制作主体と納品・運用方式の違い
  • 目的と運用体制から依頼先を絞る方法
  • QuickBookが合う条件と、相談前に必要な情報

依頼先を探す前に決める4点

細かな仕様を決め切る必要はありません。目的、元データ、公開方法、更新頻度の4点が分かれば、外注すべき作業と自社で担当できる作業を切り分けやすくなります。

カタログの目的と読者を決める

営業先へ商品を見せる、展示会でQRコードから開いてもらう、採用案内を配るなど、用途によって必要な機能は変わります。目的は「デジタル化する」ではなく、「商品ページへ移動してもらう」「問い合わせを受ける」のように読者の行動まで書き出してください。閲覧者が取引先だけなら、パスワードなどの公開制限も検討します。

手元の元データを確認する

制作会社によって、PDF、画像、デザインデータなど対応形式が異なります。紙しかない場合はスキャン、PDFしかない場合は画像への書き出し、原稿から作る場合はデザインや文章作成も追加作業の対象です。ページ数、ファイル形式、画像の解像度を伝えると、入稿後の追加費用を判断しやすくなります。

公開先と納品物を決める

制作会社のクラウドで公開するのか、自社サーバーへ設置するのかを決めます。自社サーバーで運用するなら、HTML一式を納品してもらえるか、設置作業を誰が担当するかも確認が必要です。クラウド型は管理が手軽ですが、解約後の閲覧可否とデータの持ち出し条件を契約前に確かめます。

更新頻度と担当者を決める

年1回の会社案内と、毎月価格が変わる商品カタログでは、合う運用が違います。更新のたびに制作会社へ依頼するのか、管理画面で自社更新するのか、ファイルを差し替えるのかを整理してください。更新担当者と承認者まで決めておくと、公開後に古い情報が残るのを防げます。

デジタルカタログ制作会社を選ぶ7項目

比較表の料金だけでは、制作範囲と運用負担が分かりません。次の7項目を同じ順番で確認すると、各社の違いを整理できます。

1. 制作範囲が目的に合うか

「制作」に含まれる作業を確認します。ページめくり表示への変換だけか、誌面デザイン、画像補正、文章作成、リンク設定、サーバー設置まで含むかで見積もりは変わります。素材を渡すだけで完成させたい場合は、原稿整理やデザインも依頼範囲へ明記してください。変換だけでよければ、不要な制作費を外せます。

2. 入稿形式に対応しているか

手元のファイルをそのまま受け取れるか確認します。PDF対応のサービスもあれば、ページごとの画像を必要とするサービスもあります。QuickBookの入稿はPNG、JPG、JPEGのみで、PDFは直接入力できません。PDFから依頼する場合は、各ページを対応画像へ書き出してから準備します。形式を誤ると、変換費や納期が後から増える原因になります。

3. 納品データを所有できるか

HTML、画像、設定ファイルなど、受け取れるデータを見積書へ記載してもらいます。自社サーバーで長期公開しやすいのが、データ一式を受け取れる買い切り型です。クラウド利用権だけの契約では、解約後にカタログが消える場合があります。再配布、別サーバーへの移設、バックアップの可否も確認項目です。

4. 契約・公開方式が運用に合うか

制作会社のクラウドを使う契約か、HTML一式を受け取る買い切り契約かを確認します。クラウド型は管理を任せやすく、買い切り型は自社サーバーで長く所有しやすい方式です。解約後の閲覧可否、公開URL、契約期間、データ移設の可否まで含め、自社の運用方針に合う方を選びます。料金を比べる際も、契約方式が同じ候補同士で確認してください。

5. スマホと必要機能を実物で確認できるか

サンプルをPCだけでなくスマホでも開き、文字の読みやすさ、ページ移動、拡大、リンクを確認します。動画、閲覧制限、アクセス解析などが必要なら、標準料金に含まれるかを質問してください。「対応可能」という説明だけでなく、自社と近いページ数の見本を操作すると、表示速度や使い勝手を判断できます。

6. 修正・更新・サポートの条件が明確か

初稿の修正回数、納品後の不具合対応、ページ差し替えの条件、返信までの目安を確認します。更新方法の手順書があるか、担当者が変わっても相談できるかも運用上の差になります。短納期を優先する場合は、希望公開日と確認に使える日数を伝え、対応可能かを確かめましょう。相談から公開までの役割分担は、デジタルカタログ制作の流れで詳しく整理しています。

7. 実績と提案内容の具体性を確認できるか

自社と近い用途の制作例があれば、完成形を想像しやすくなります。実績の社名だけでなく、ページ数、公開方法、設定した機能を確認してください。提案内容も「制作一式」ではなく、変換、追加機能、設置、公開後の対応が分かれている方が、どこまで任せられる会社か判断しやすくなります。

「誰が作るか」と「どう運用するか」を分ける

制作会社・内製は「誰が作るか」、クラウド・買い切りは「どう納品・運用するか」の違いです。同じ分類として一つだけを選ぶものではありません。たとえば、制作会社へ依頼し、完成したHTMLを買い切りで納品してもらう組み合わせもあります。

誰が作るか

制作主体 向いている状況 主な注意点
制作会社へ代行依頼 社内に制作時間がない、単発で品質を整えたい 依頼範囲と修正費を確認する
変換・設定だけ制作代行 完成したPDFや画像があり、Web化だけ任せたい 対応形式と設定範囲を確認する
完全内製 デザインとWeb運用の担当者が社内にいる 制作時間と動作確認の工数を見込む

どう納品・運用するか

運用方式 向いている状況 主な注意点
クラウド型 更新が多い、管理画面を自社で操作したい 月額と解約後の閲覧可否を確認する
買い切り・HTML納品 長期公開したい、自社サーバーで所有したい 設置担当と更新方法を決める
制作会社のサーバーでURL納品 サーバー管理を任せたい 契約期間、公開URL、終了時の扱いを確認する

制作方法そのものを比較したい場合は、電子カタログ作成ソフト比較11選も参考にしてください。料金体系の違いはデジタルブックの料金比較で整理しています。

依頼先タイプを5つの質問で診断

最初の3問で制作主体を、後半2問で納品・運用方式を絞ります。

  • 誌面の構成やデザインから任せたいか:はいなら、編集・デザインに対応する制作会社
  • 完成したPDFや画像があり、変換と設定だけ任せたいか:はいなら、デジタルカタログ専門の制作代行
  • デザインとWeb運用の担当者が社内にいるか:はいなら、ツールを使った完全内製
  • 公開後に自社で頻繁に更新したいか:はいなら、管理画面を使えるクラウド型
  • 自社サーバーで長く所有したいか:はいなら、HTML納品に対応する買い切り型

複数に当てはまる場合は、最も社内負担を減らしたい工程を基準にします。たとえば、デザインは社内、変換と設置は外注という分担も可能です。候補へ相談するときは、対応範囲と納品物を明記してもらうと比較しやすくなります。

見積もりは依頼先の候補を絞ってから

候補が決まったら、用途、ページ数、入稿形式、必要な機能、公開先、希望公開日の概要を同じ条件で伝えます。詳細な依頼項目、費用の内訳、依頼文の作り方は、デジタルカタログ見積もりの取り方を参照してください。

QuickBookが向いている依頼

QuickBookは、PNG、JPG、JPEGのページ画像から、ページめくり形式のHTMLビューアを制作する受発注型サービスです。自社サーバーで公開する買い切りプランは¥10,000〜/冊、弊社サーバーで公開するプランは月額¥5,000〜。オーダーメイド制作は¥50,000〜、設置代行は¥15,000〜が目安です。仕様により見積もりは変わります。

次の条件なら候補になります。

  • ページ画像を準備できる
  • URLやQRコードで冊子を共有したい
  • 自社サーバーへHTMLを置き、長く所有したい
  • ページめくりの見た目を用途に合わせて調整したい

一方、PDFをそのままアップロードして使いたい場合は、PDF入稿に対応する別のサービスが必要です。印刷物の撮影・文章・誌面デザインから任せたい場合も、QuickBookの制作範囲とは別に手配します。無料体験では、手元の画像をブラウザ内で読み込み、ページめくりとスマホ表示を確認できます。

よくある質問

制作会社と作成ツールはどちらを選ぶべきですか?

誌面デザインや変換設定まで任せたい場合は制作会社、自社で更新を続けたい場合は作成ツールが向いています。HTMLを所有したい場合は買い切り型も候補です。社内で担当できる工程と、外注したい工程を分けて選んでください。

PDFだけでも依頼できますか?

PDF入稿に対応する制作会社もありますが、対応形式は各社で異なります。QuickBookはPDFを直接入力できないため、各ページをPNG、JPG、JPEGのいずれかに書き出してから入稿します。

HTMLデータは受け取れますか?

サービスによって異なります。クラウド利用のみの場合は受け取れないことがあるため、見積もり前に納品物を確認してください。QuickBookのお客様サーバープランは、HTML一式を自社サーバーで利用する買い切り型です。

自社サーバーへ設置できますか?

HTML納品に対応する制作会社なら設置できます。サーバー要件、アップロード担当、SSL、公開URL、動作確認の範囲を決めてください。設置を代行してもらう場合は、制作費と分けた見積もりが比較しやすくなります。

何を準備すれば相談できますか?

用途、ページ数、手元のファイル、希望公開日が分かれば相談を始められます。機能や公開先が未定なら、「提案希望」と伝え、制作会社と一緒に整理する進め方も可能です。具体的な依頼項目はデジタルカタログ見積もりの取り方にまとめています。

まとめ

デジタルカタログ制作会社は、制作範囲、入稿形式、データ所有、契約・公開方式、スマホ表示、更新条件、実績の7項目で比べます。会社名や料金から選ぶ前に、自社が外注したい工程と、納品後の運用方法を決めることが重要です。

デザインから任せるなら制作会社、完成データの変換なら制作代行、頻繁に自社更新するならクラウド型、HTMLを所有するなら買い切り型が主な候補です。相談から公開までの進め方はデジタルカタログ制作の流れで確認できます。

QuickBookで作れるか判断がつかない場合は、手元のファイル形式とページ数を添えてご相談ください。PDFは直接入力できませんが、必要な画像形式と公開方法から確認できます。

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