
電子カタログ・デジタルブック作成ソフト比較11選【2026年版】
電子カタログ/デジタルブック作成ソフトを無料・買い切り・クラウド・制作代行の4タイプで比較。料金・PDF/画像対応・アクセス解析・セキュリティを一覧表で整理(各社公式・2026年9月確認)。
「PDFカタログは重くてスマホで見づらい」「電子カタログを導入したいが、月額費用をずっと払い続けたくない」。そんな悩みを抱える企業担当者は多い。電子カタログ(=デジタルブック・電子ブック・デジタルカタログ)作成ソフトは、「無料」「買い切り型」「クラウド型(月額)」「制作代行」の4タイプに分けると比較しやすい。料金・PDF/画像対応・アクセス解析・セキュリティを一覧にした。
※QuickBook情報と、公開価格を掲載した競合各社の情報は 2026年9月3日時点の公式サイト をもとにしています。料金改定や仕様変更があるため、契約前に各社公式で最新情報をご確認ください。Issuuは固定価格・上限を掲載せず、契約時点の公式料金ページで確認してください。
先に結論:目的別おすすめタイプ早見表
時間がない方向けに、まず結論を示す。
| タイプ | 費用目安 | 特徴 | おすすめの人 |
|---|---|---|---|
| 無料ツール | 0円〜 | 機能・公開数に制限、広告や保存期限あり | 個人・お試し |
| 買い切り型 | 1万円〜(制作費/冊) | サービス利用料の月額が不要な場合がある。サーバー・ドメイン・更新・追加冊子などは別途 | 中小企業・個人事業主・長期運用 |
| クラウド型 | 月額3,960円〜(要初期費用も) | 高機能・解析・サーバー管理不要 | 中〜大企業・EC・解析重視 |
| 制作代行 | 1P数百円〜(都度見積) | 手間ゼロ・プロ品質 | リソース不足・単発利用 |
月額を避けて少冊数を長く公開したい場合は、買い切り型が候補になる。QuickBookのお客様サーバー公開は1冊10,000円〜で、別途サーバー費・保守費・更新費を確認する必要がある。一方、アクセス解析や高度なセキュリティ(IP制限・会員認証)が必須ならクラウド型が向く。次の比較表で全体像をつかんでほしい。
【一覧比較表】電子カタログ作成ソフト11選(2026年9月3日・各社公式確認)
主要11ツールを横並びで比較した。料金は各社公式の公開値(確認日2026-09-03)。○=対応、△=条件付き/上位プランのみ、✕=非対応。
| ツール | タイプ | 料金(公式・2026/9/3) | 無料枠 | PDFから作成 | 画像から作成 | アクセス解析 | 閲覧制限・セキュリティ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| QuickBook | 買い切り/月額 | 買い切り¥10,000〜/冊(自社サーバー)または月額¥5,000〜(弊社サーバー) | ブラウザ無料体験 | ✕(直接入稿) | ○(JPG) | △ 自社サーバーでGA4基本計測 | △ PW(自社サーバーでBasic認証・要見積) |
| Canva | 無料/有料 | 無料〜(Pro有料) | ○ | △ | ○ | ✕ | △ |
| Issuu | 外部プラットフォーム | 現行プラン・価格は公式で確認 | 現行条件は公式で確認 | ○ | 条件は公式で確認 | プランによる | プランによる |
| meclib | クラウド | スタンダード月額¥10,000〜+初期¥30,000(プレミアム¥40,000〜) | 制作代行プランのみ | ○ | ○ | ○ アクセスレポート | ○ PW/IP制限/SSO(上位) |
| ActiBook | クラウド | 要問い合わせ(料金表DL制) | ○ フリープラン | ○ | ○ | ○ GA4連携 | ○ IP制限/会員認証/SSO |
| ebook5 | クラウド | Business5 月額¥3,960〜(税込・買い切りなし) | ○(保存10日) | ○ | ○ | ○ GA4+ヒートマップ | ○ ID/PW/IP制限/2段階認証 |
| FLIPPER U2(LOGOSWARE) | インストール型(仮想デスクトップ版もあり) | 定額 月額¥9,400〜/買い切り¥285,000〜 | 体験版 | ○ | △ | ○ GA対応 | △ PW・著作保護 |
| FlipBook Maker 等(海外製) | 買い切り | 要確認(海外製・$表記) | - | ○ | ○ | △ | △ |
| カタログワークス(代行) | 制作代行 | 要見積(例:基本¥10,000+1P〜) | - | ○ | ○ | - | 制作仕様による |
| デジメイク(代行) | 制作代行 | 要見積 | - | ○ | ○ | - | 制作仕様による |
| ウェブdeカタログ | 買い切り(制作代行) | 20ページまで税込¥5,500、21ページ目以降は税込¥110/ページ | - | ○ | - | ○ | ○ パスワード・ドメイン制限は有料オプション |
QuickBookは**
page1.jpg形式のJPGから弊社が制作する受発注型サービスで、PDFの直接入稿には非対応**。PDF・PNG・JPEG等は入稿用画像変換ツールでJPGへ変換できる。お客様サーバー公開ではGA4タグで基本的なアクセス数・流入元・端末を確認できるが、冊子内ページ・操作の詳細分析は標準外である。動画/リンク埋め込みも標準では提供していない。その代わり「買い切り×低コスト×画像から高品質」という明確な強みがある。手持ちのPDFを変換せず、そのまま電子化したい場合は、PDF直接入稿型のクラウドサービス(meclib・ActiBook・ebook5 等)が適している。次章のフローで選び分けを整理する。
作成ソフトを入れる?ブラウザで作る?制作を任せる?
デジタルブック作成ソフトは、 誰が・どの環境で作成するか も比較したい。「月額か買い切りか」は支払い方法であり、「クラウド型かインストール型か」とは別の条件だ。月額で契約するインストール型ソフトもある。
| 作成方式 | 作成時に使うもの | 導入前に確かめること |
|---|---|---|
| ブラウザで自作 | インターネット接続とサービスの管理画面 | 社内PCから利用できるか、担当者がPDFを登録・更新できるか |
| ソフトをインストールして自作 | 対応するPCと作成ソフト | 対応OS、インストール権限、作成したブックの公開先 |
| 制作代行へ依頼 | 指定形式の入稿データ | 素材の準備範囲、納品後の設置・更新担当、修正費用 |
たとえばmeclibの作成機能は、ブラウザからPDFを登録する方式。FLIPPER U2の公式FAQでは、PCにインストールするソフトと、用意された仮想デスクトップへアクセスする方式を案内している。デジサクはPDF・JPG等を送って制作を依頼するサービスだ(作成方式は2026年9月9日確認)。
QuickBookも制作・納品を依頼するサービスで、利用者が管理画面で編集するソフトではない。作成を自分で行いたいか、制作を任せたいかを先に決めると、料金表だけでは見えない作業負担まで比較できる。
4問で候補を絞る
11サービスを一度に比べるのではなく、次の4問で自社に合わない方式を先に外すと判断しやすい。
| 質問 | はいの場合に残す候補 | いいえの場合に残す候補 |
|---|---|---|
| 1. PDFを変換せず、そのまま入稿する必要があるか | PDF直接入稿に対応するクラウド型・制作代行 | 画像入稿型を含めて比較 |
| 2. 担当者が管理画面から頻繁に更新する必要があるか | 管理画面を持つクラウド型 | 買い切り・納品型、制作代行 |
| 3. 公開データを自社サーバーに置き、サービス利用料の月額を避けたいか | 買い切り・公開データ納品型 | クラウド型、提供会社サーバー公開 |
| 4. 冊子内ページ別分析、会員認証、IP制限、SSOが必須か | 必要機能を標準または選択プランで提供するサービス | 基本計測、制作支援、総費用を優先して比較 |
候補を2〜3方式に絞ったら、冊数・ページ数・公開先・更新頻度・必要機能をそろえて見積もる。同じ条件で見積もりを依頼するための12項目を使うと、初期費用だけでなく運用費まで比較できる。
契約後の運用まで確認する
機能表が似ていても、入稿後の担当範囲と契約終了時の扱いは異なる。制作会社を選ぶ7項目と入稿から公開までの制作フローも確認し、次の項目を見積書や利用条件に残しておきたい。
| 運用項目 | 比較時に確認すること | QuickBookの場合 |
|---|---|---|
| 入稿 | PDF・画像・元データの対応形式、ページ順、再入稿条件 | page1.jpg形式のJPGを入稿。PDF・PNG等は/convert/でJPGへ変換する |
| 納品 | 受け取れるファイル、設置作業、検収方法 | お客様サーバー公開ではHTML・ページ画像・ライセンス付きビューアローダーを利用許諾・設置条件とともに納品 |
| 公開 | 自社サーバーか提供会社サーバーか、公開URL、公開期間 | お客様サーバー公開とQuickBookサーバー公開から選択。料金と公開条件は料金ページで確認できる |
| 更新 | 誰が元データを直し、誰が差し替えるか、費用と反映期間 | お客様サーバー公開は同じ場所の画像を差し替えて更新可能。大幅な変更やQuickBookサーバー公開の更新は事前相談 |
| 管理 | 管理画面、権限、サーバー保守、障害時の連絡先 | 標準の一元管理画面やリアルタイム更新はない。お客様サーバーの設置・更新・管理は、別途合意がなければお客様が担当 |
| 解約後 | URLが残るか、データを持ち出せるか、移行費用 | QuickBookサーバー公開は契約期間中。お客様サーバー公開は利用期間だけを理由とするQuickBookへの月額費用はないが、許諾期間・終了条件と自社サーバー維持が前提 |
| 利用許諾 | 冊数、ドメイン、設置場所、複製・移設・再配布の可否 | 見積書と利用許諾書で合意した冊数・ドメイン・設置場所の範囲で利用。別冊・別設置場所への転用は事前確認 |
公開事例の井前工業株式会社では、製品ライン別のカタログ4冊をお客様サーバープランで納品し、自社Webサイトで公開している。取引先への製品情報提供に加え、展示会ではタブレット等で来場者への製品紹介にも使用している。ほかの掲載状況は導入事例一覧で確認できる。
比較表だけでは表示の相性までは判断できないため、候補を絞った後はブラウザでページめくりを無料体験し、ページ数や公開条件が固まったら制作条件を相談するとよい。
まず選ぶ:PDFから作る?画像から作る?(タイプ別フロー)
電子カタログ作成ソフト選びで最初に分かれるのが「元データが何か」だ。
- 手元にPDFがある/PDFをそのまま電子化したい → PDFアップロード型の クラウド型(meclib・ActiBook・ebook5) や Issuu、PCで作成する FLIPPER U2 が候補。入稿形式に加え、作成環境と公開先を確認する。
- 完成したJPGを準備できる/画像から低コストで公開したい → QuickBook(
page1.jpg形式で入稿・買い切り)。PDF・PNG等は/convert/でJPGへ変換できる。紙面デザインは標準料金に含まれず、ビューアの個別要件は事前見積もりとなる。 - 作る手間をかけたくない/単発 → 制作代行。
- とにかく無料で試したい → QuickBookの無料体験・Canva・ActiBookフリープラン・ebook5 Free。Issuuは契約時点の現行プランを公式で確認する。
「PDF対応か画像からか」は優劣ではなく用途の違いだ。自社のデータ形式と運用に合うタイプを選ぶのが失敗しないコツだ。
電子カタログ作成ソフトとは?できることを整理
電子カタログ作成ソフトとは、PDFや画像データを「ページめくり」ができるWebコンテンツに変換するツールだ。作成したカタログはURLで共有でき、スマホやPCでアプリ不要で閲覧できる。
| 機能カテゴリ | 具体的にできること |
|---|---|
| 編集機能 | PDF/画像アップロード、ページめくりUI、目次設定(ツールにより動画・リンク埋め込み) |
| 配布機能 | URL発行、QRコード生成、Webサイト埋め込み |
| 分析機能 | ページ閲覧数・滞在時間・リンククリック数の計測(クラウド型が得意) |
紙のカタログにはできない「URLで共有」「スマホで快適に閲覧」「対応サービスや追加設定による冊子内行動の分析」が可能になる。閲覧者個人を識別する場合は、解析機能とは別に認証と適切な同意・データ設計が必要だ。
無料ツールの特徴とおすすめ
無料で使えるツールは、お試しや個人利用に向く。ただし公開数・ページ数・保存期間などの制限がある。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| コスト0円で始められる | 公開数・ページ数・保存期間に制限 |
| 操作を試せる | 独自ドメイン不可・広告表示の場合あり |
| 高度な解析・限定公開は上位プラン |
おすすめ無料ツール
- Issuu(イシュー):PDF等のコンテンツを外部プラットフォーム上で公開するサービス。プラン名、価格、公開数、容量等は変更されるため、契約時点の公式料金ページで確認する。
- Canva(キャンバ):デザインツール。無料枠でフリップブック風コンテンツを作れるが、電子カタログ専用機能(解析・限定公開等)は限定的。
- ActiBook フリープラン / ebook5 Free:クラウド型の無料枠。ActiBookは1冊無料・期間制限なし、ebook5 Freeはブック保存10日間という制限がある。
無料ツールは「お試し」には十分だが、ビジネスの常設カタログには機能・制限の面で物足りないことが多い。
買い切り型の特徴とおすすめ
買い切り型は、制作サービスへの月額費用が不要な契約を選べるタイプだ。ただし、サーバー・ドメイン・更新・追加冊子や機能の費用、納品物の利用許諾と配信条件はサービスごとに異なる。長期運用では、これらを含む総額と条件を確認したい。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| サービス利用料の月額が不要な場合がある | 自社サーバー・ドメイン・更新などの費用が別途必要な場合がある |
| 広告なし・独自ドメイン可 | 高度な解析機能は持たないことが多い |
| 納品型なら自社環境に設置できる | 納品物の利用許諾・設置・配信条件を確認する必要がある |
買い切り型の比較候補
QuickBook(クイックブック):少数冊・画像入稿・自社サーバー公開向け
- 料金:自社(お客様)サーバー公開=買い切り¥10,000〜/冊、弊社サーバー公開=月額¥5,000〜(用途で選択可)
- 納品物:お客様サーバー公開では、HTML・ページ画像・ライセンス付きビューアローダーを納品。利用許諾・設置・ビューア配信条件の範囲で利用するため、完全所有や永久保証を意味しない
- 入稿:
page1.jpg形式のJPGから制作。※PDF・PNG等は直接入稿せず、/convert/でJPGへ変換 - 特徴:ページめくりUI、スマホ/タブレット/PCに合わせた表示、右綴じ/左綴じ。Service WorkerによるPWA・オフライン対応は未実装。個別のデザイン・追加機能は対応可否と費用の事前確認が必要。ページ数に固定上限はないが、多い場合は読み込みや動作が重くなることがあるため、事前に実データでの確認を推奨
- 閲覧制限:自社サーバー公開時はBasic認証などの本格的なパスワード保護をオプションで設定可能(サーバー環境により要見積)
- 向く人:画像主体・低予算で長く使いたい中小企業/個人事業主、デザインにこだわりたい会社案内・ブランドブック用途
- 注意点:お客様サーバー公開ではGA4の基本計測に対応するが、冊子内ページ・操作のイベント設定と動画/リンク埋め込みは標準外。詳細なログ分析が必須ならクラウド型が向く
2. FlipBook Maker 等(海外製デスクトップアプリ)
- 料金:買い切り(海外製・ドル建ての場合あり・公式要確認)
- 特徴:Windows/Mac対応のインストール型。PDFから作成可
- 注意点:日本語サポートが限定的なことがある
💡 買い切りは入稿形式と納品条件で選ぶ:①「
page1.jpg形式のJPGを入稿し、HTML・ページ画像・ライセンス付きビューアローダーを自社サーバーに設置する」=QuickBook。PDF・PNG等は/convert/でJPGへ変換できる。②「PDFを直接入稿して制作を任せたい」なら、買い切り型のウェブdeカタログ(¥5,500〜・後述)。QuickBookへの月額費用は不要だが、サーバー・ドメイン・更新・追加冊子や機能は別途で、利用許諾・設置・配信条件も確認が必要だ。ウェブdeカタログも最新の料金・納品・利用条件を公式で確認したい。
3〜4年コスト比較シミュレーション
買い切り型と月額型は、最低制作費だけでなく、サーバー・ドメイン・更新・追加冊子や機能を含む総額で比較する必要がある。
| ツール例 | 初期費用 | 月額 | 3年間総額 | 4年目以降(年) |
|---|---|---|---|---|
| 買い切り型(QuickBook・自社サーバー) | ¥10,000〜/冊 | QuickBook利用料0円 | 最低制作費¥10,000〜+サーバー・ドメイン代等 | サーバー・ドメイン・更新・追加冊子や機能は別途 |
| クラウド型(ebook5 Business5) | 0円 | ¥3,960 | 約¥142,560 | 約¥47,520 |
| クラウド型(meclib スタンダード) | ¥30,000 | ¥10,000 | 約¥390,000 | 約¥120,000 |
※この表はQuickBookの最低制作費と各クラウド型の掲載プランを単純比較した目安で、同等機能・同一条件の見積もりではない。QuickBookは別途サーバー・ドメイン・更新・追加冊子や機能の費用がかかる。契約期間、冊数、必要機能をそろえて総額を確認してほしい。
クラウド型(月額)の特徴とおすすめ
クラウド型は月額料金を払い、Webブラウザ上で操作が完結するタイプ。PDF対応・アクセス解析・高度なセキュリティを備え、サーバー管理が不要なのが強み。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| PDFをアップするだけ・サーバー管理不要 | 月額費用が継続してかかる |
| アクセス解析・GA4連携・限定公開が充実 | 解約するとカタログが見られなくなる場合がある |
| 管理画面での更新・多言語・本棚など | 対応機能と料金はプランごとに確認 |
おすすめクラウド型ツール(公式料金・2026-09-03確認)
1. meclib(メクリブ):公式 digitalbook-meclib.jp
- 料金:スタンダード月額¥10,000〜(年契約¥9,500/月)+初期¥30,000、上位はプレミアム¥40,000〜
- 特徴:本棚(ライブラリ)機能で大量カタログ・社内文書を一元管理、リッチメディア(画像・動画・音声・Googleマップ)埋め込み、全文+型番検索、多言語UI、EC連携、アクセスレポート(GA連携の可否は要問い合わせ)
- セキュリティ:パスワード/グループ認証/SSO/IPアドレス制限(プレミアム系)
- 向く:大量カタログ・社内文書管理、グローバル展開企業
2. ActiBook(アクティブック):公式 actibook.cloudcircus.jp
- 料金:要問い合わせ(公式は料金表ダウンロード制)。フリープランあり(1冊無料・期間制限なし)
- 特徴:PDFに加えWord/Excel/PowerPoint/動画もアップロード可、本棚サイト機能(会員限定サイト構築・会員別の出し分け)
- 解析:GA4連携対応+ページ別閲覧数・リンククリック・滞在秒数のログ
- セキュリティ:IP制限/常時SSL/公開期間設定/会員認証/SSO(有償)
- 向く:営業資料・社内報・会員限定カタログ、解析を重視する企業
3. ebook5(イーブック5):公式 ebook5.net
- 料金(税込・初期費用/最低契約期間なし):Free ¥0(保存10日)/Personal 1 月額¥880/Business 5 月額¥3,960/Business 10 ¥6,600/Business 30 ¥13,200。買い切りプランはなし
- 特徴:PDF/JPG/PNG/GIFを約3分でHTML5化、YouTube動画埋め込み+外部リンク、全文検索、AI-OCR、外部サーバー公開
- 解析:GA4連携(2022年〜)+ヒートマップ(Business 10以上)、ページ単位分析
- セキュリティ:ID/PWによる限定公開/管理画面のIP制限/2段階認証
- 向く:低コストでクラウド型を始めたい中小企業、解析もしたい場合
クラウド型と比較したいインストール型:FLIPPER U2
FLIPPER U2は、PCにインストールして利用する作成ソフト。仮想デスクトップ版もあるが、月額契約という理由だけでブラウザ型のクラウドサービスと同じに扱わない。利用するPCや社内のインストール制限は公式の動作環境で確認したい。
- 料金:定額(作り放題)月額¥9,400〜/年¥114,000〜、従量制1ページ¥600〜(月10ページ以下無料)、買い切りパッケージ¥285,000〜。作成数・ページ数・利用期間などの適用条件は、契約前に公式見積もりで確認が必要です。
- 特徴:PDFドラッグ&ドロップ(高変換精度)、本棚機能、動画/音声/リンク埋め込み、ピンポイントURL共有、多言語(上位グレード)
- 解析:Googleアナリティクス対応・アクセスログ解析
- 向く:定額で作り放題にしたい、または買い切り契約の納品物・利用許諾・利用期間を確認したうえで長期利用したい企業
制作代行の特徴とおすすめ
制作代行はデータを送るだけでプロが電子カタログを作成してくれるサービスだ。社内リソースがない場合に有効だが、修正のたびに費用と時間がかかる。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 作成の手間がゼロ | 修正のたびに費用発生 |
| プロ品質の仕上がり | 納品まで数日〜1週間 |
| 頻繁な更新には不向き |
おすすめ制作代行サービス
- カタログワークス:短納期(最短2営業日)・軽量HTML5形式。料金は要見積(例:基本料金+1Pあたりの従量、公式要確認)
- デジメイク:最短翌日納品・納品後の修正対応あり。料金は要見積
- ウェブdeカタログ:PDF入稿でおまかせ制作。20ページまでは税込¥5,500、21ページ目以降は税込¥110/ページで、月額費用はない。サムネイル目次、Google Analyticsの埋め込み、印刷、PDF表示、しおり等を標準機能として案内し、納品データを自社サーバーへ設置する方式(公式・2026-09-03確認)。QuickBookとは入稿形式、標準機能、利用許諾・配信条件をそろえて比較したい。
制作代行の料金は仕様・ページ数で変動するため、未確認の具体額は断定せず「要見積」とした。正確な金額は各社公式で見積もりを取ってほしい。
単発イベントや時間がない場合には有効。ただし長期運用なら自社でツールを使うほうがコスパがいい。
アクセス解析で選ぶなら
冊子内のどのページがどれだけ見られたかを標準機能で計測したいなら、解析機能の強いツールを選ぶ。閲覧者個人を識別する要件がある場合は、認証と適切な同意・データ設計の対応範囲も確認したい。
- GA4連携+ヒートマップまで欲しい → ebook5(Business 10以上)、ActiBook
- 基本的なアクセスレポートで十分 → meclib、Issuu(上位)、FLIPPER U2
- 基本アクセスの計測で十分・低コスト優先 → QuickBook(お客様サーバー公開でGA4タグ設置)
QuickBookのお客様サーバー公開では、納品HTMLへGA4タグを設置し、基本的なアクセス数・流入元・利用端末を確認できる。冊子内ページ・操作の計測にはカスタムイベントの設定が別途必要で、ツール標準のページ単位レポートに比べると準備が増える。
セキュリティ・限定公開で選ぶなら
取引先限定カタログや社内資料など、閲覧者を限定したい場合はセキュリティ機能を確認する。
- IP制限・会員認証・SSOまで必要(BtoB/社内限定) → ActiBook、meclib(プレミアム)、ebook5
- パスワードでの限定公開で十分 → ebook5、QuickBook(自社サーバーでBasic認証・要見積)、FLIPPER U2
- 非公開URLでの共有で十分 → Issuu
「期間限定公開」「ダウンロード可否の制御」など細かい要件は、各社で対応範囲が異なるため事前に確認しておくこと。
業種別おすすめタイプ
| 業種・用途 | 重視ポイント | 向くタイプ |
|---|---|---|
| 製造業・卸(大量の型番カタログ) | 全文/型番検索・本棚・大量ページ | クラウド型(meclib・ActiBook) |
| アパレル・化粧品(ビジュアル重視) | デザイン品質・スマホ表示 | 買い切り(QuickBook)/クラウド |
| 不動産・住宅(更新頻度が高い) | 差し替えの手軽さ・解析 | クラウド型(ebook5 等) |
| 飲食・サロン(メニュー・小冊子) | 低コスト・QR配布・スマホ | 買い切り(QuickBook)/無料 |
| 会社案内・ブランドブック | デザインの作り込み・自社サーバー等の維持条件下で長期公開 | 買い切り(QuickBook) |
| 単発イベント・展示会 | 手間ゼロ・短納期 | 制作代行 |
QuickBookは「画像主体・低予算・デザイン重視・長期で配布したい」業種と相性がよい。逆に大量ページの型番カタログや高度な解析が必須なら、無理にQuickBookを選ばずクラウド型を検討してほしい。
失敗しない選び方5つのチェックポイント
ツール選定で失敗しないために、以下の5点を確認してほしい。
1. 総コストを3年単位で計算する
月額費用だけでなく、初期費用・オプション費用・更新費用・追加冊子費用・解約時のデータ移行コストも含めて計算する。買い切り型はサーバー・ドメイン代と納品物の利用・配信条件も加味する。
2. 元データ(PDF or 画像)に対応しているか
手持ちがPDFならPDF対応型、画像から作るならQuickBookのような画像対応型を選ぶ。ここを外すと運用が回らない。
3. スマホ表示を実際に確認する
カタログ閲覧者の多くはスマホユーザーだ。デモや無料版で実際にスマホ表示を確認してほしい。
4. 解約後のデータ可搬性を確認する
クラウド型は解約するとカタログが見られなくなる場合がある。データのエクスポート可否を事前に確認しておく。
5. 解析・セキュリティの要否を見極める
GA4連携・ヒートマップ・IP制限・会員認証が必要かを整理する。不要なら高機能なクラウド型に高額を払う必要はない。
よくある質問(FAQ)
Q1. 無料ツールでも企業利用できますか?
公開数・ページ数・保存期間の制限や広告表示があるため、常設のビジネス利用には不向きなことが多い。お試しや単発に限定し、本格運用は有料プラン/買い切り型がおすすめだ。
Q2. 買い切り型はサーバーが必要ですか?
多くの買い切り型は自社サーバーまたはレンタルサーバーにファイルを設置する。年間数千円〜1万円程度のレンタルサーバーで十分運用できる。QuickBookは弊社サーバーで公開する月額プランも選べる。
Q3. クラウド型を解約したらどうなりますか?
多くの場合、作成したカタログは閲覧できなくなる。解約前にデータをエクスポートできるか、別ツールへ移行できるかを確認してほしい。
Q4. PDFがありません。画像からでも作れますか?
作れる。QuickBookはpage1.jpg形式のJPGから電子ブックを制作できる。PNG・JPEG・PDF等は入稿用画像変換ツールでJPGへ変換可能だ。手持ちのPDFを変換せず使いたいなら、PDF直接入稿型のクラウドサービス(meclib・ActiBook・ebook5 等)が候補になる。
Q5. アクセス解析(GA4)は使えますか?
ActiBookやebook5はGA4連携に標準対応している。meclibやFLIPPER U2もアクセス解析を備える。QuickBookのお客様サーバー公開では納品HTMLへGA4などの解析タグを設置でき、基本的なアクセス数・流入元・端末を確認できる。冊子内ページやページめくりなどの詳細計測には別途イベント設定が必要だ。閲覧者個人を識別する場合は、認証と適切な同意・データ設計も別途必要になる。
Q6. 取引先限定・社内限定で公開できますか?
パスワード保護・IP制限・会員認証などの機能があるツールを選べば限定公開できる。BtoBで厳格な制限が必要ならActiBook・meclib(上位)・ebook5、パスワード保護で十分ならQuickBook(自社サーバーでBasic認証・要見積)が選択肢になる。
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まとめ
電子カタログ作成ソフトは、自社の予算・元データ・必要機能に合わせて選ぶのが鉄則だ。
タイプ別おすすめまとめ:
- コスト重視・長期運用・画像から作成 → 買い切り型(QuickBook)
- PDFをそのまま電子化・解析やセキュリティ重視 → クラウド型(meclib/ActiBook/ebook5)やインストール型(FLIPPER U2)を、作成環境と必要機能で比較
- 手間ゼロ・単発利用 → 制作代行
- まず無料で試す → QuickBookの無料体験/Canva/ActiBookフリープラン/ebook5 Free。Issuuは契約時点の現行プランを公式で確認
「QuickBookへの月額費用を避けたい」「1冊・少冊数を長く公開したい」「画像からデジタルブックを作りたい」という方には、お客様サーバー公開が向いている。納品物はHTML・ページ画像・ライセンス付きビューアローダーで、利用許諾・設置・ビューア配信条件の範囲で利用する。完全所有や永久保証ではなく、自社サーバー・ドメイン・更新・追加冊子や機能の費用は別途だ。PDFの直接入稿、利用者向け管理画面、高度な冊子内分析は標準外だが、納品HTMLへのGA4タグ設置には対応する。
まずはブラウザ内の無料体験で、操作性と仕上がりを確認してみてほしい。PNG・JPG・JPEG画像はサーバーへ送信・保存されない。